1. 序論 1.1. 背景と目的 近年、金融機関を取り巻く環境において、気候変動、資源循環、生物多様性といった環境要因への配慮が、世界的に、そして日本国内においても急速に重要性を増しています。投資家、規制当局、顧客をはじめとする多様なステークホルダーからは、環境課題に対する企業の透明性の高い情報開示と具体的な行動が強く求められるようになっています 1。このような背景のもと、地域金融機関においても、持続可能な社会の実現に向けた役割が問われています。 本報告書は、株式会社福井銀行(以下、福井銀行)が取り組む環境イニシアチブと実績について、「気候変動」「資源循環」「生物多様性」の三つの重点分野に焦点…